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タックス・ヘイブン問題は、2016年に公開された『パナマ文書』によって大きく取り上げられましたが、一般には違う世界のお話なんて感覚ではないでしょうか。

そもそもタックス・ヘイブンとはなんぞや?という方も多いでしょうし・・・。

『パナマ文書』に名立たる有名人が名前を連ねていることから、初めてタックス・ヘイブンを知ったし興味を持ったという方もいるでしょうね。

しかしながら、我々一般庶民にとってもタックス・ヘイブンの問題は無関係ではないのです。

今後もタックス・ヘイブンは拡大していくのか、それとも取り締まりが強化されるのか、タックス・ヘイブンの問題点と今後の展望をお話ししていきます。


タックス・ヘイブンが抱える問題点は?



まずタックス・ヘイブンについて簡単にご説明しますと、税金の安い国や地域に会社や財産を移して、払う税金を安くしようとする行為です。

要するに、『タックス・ヘイブン』とは税金の安い国や地域を指す言葉ということになります。

勘違いしてはいけないのは、タックス・ヘイブンそのものは違法ではありません。

主要な産業や資源を持たない国や地域が、多くの企業や人を誘致するために税金を安くしているわけですから、悪いことではないのです。

ところが、

問題点として、タックス・ヘイブンに架空の会社を作ったり、タックス・ヘイブンに住んでもいないのに口座を作って、不正に税金を逃れようとする行為が見られるようになったのです。

税金を不正に払わないようにする行為はもちろん問題です。

ただ、さらに問題なのが巨額の財産を持っている方たちが不正に手を染めている為、貧富の差がさらに開いていくことでしょう。

そして本来、支払われるはずだった税金が支払われないことにより税金が足りなくなれば、それを補うのはタックス・ヘイブンを利用していない一般の人達からの税金なのです。

POINT
貧富の差の拡大の懸念があることが問題!


タックス・ヘイブンの打開策は?



世界中の各国で、当然ながらタックス・ヘイブン対策を行いたいところです。

しかし、

タックス・ヘイブン側からすると不正行為であっても良い収入減となっていますので、けっして情報を公開することはなく、各国に対して非協力的なのです。

そもそもタックス・ヘイブンそのものは違法行為ではなく、タックス・ヘイブンを悪用していることが問題であり、法の整備が遅れていると言えるでしょう。

実はその辺りには、タックス・ヘイブンを利用しているのが、世界的な実業家であったり、政治家などの権力者であることが考えられるのです。

法を整備して取り締まりを強化すれば、時の権力者と敵対する事にもなりかねないなんてなると、なかなか打開策が見いだせないのも無理のないことかもしれません。

POINT
仕組みからすると中々手を付けづらいと言えそうですね・・・


タックス・ヘイブンの今後の展望を教えて!



タックス・ヘイブンに対する対策があまり進んでいない現状ではありますが、今後もタックス・ヘイブンが拡大されていくのでしょうか。

各国でタックス・ヘイブン対策として、実態のある場所への納税を求めていますし、日本でも海外子会社に対する税金の扱いについて強化されています。

また個人についても海外にある5000万円以上の資産の報告義務が始まりましたので、タックス・ヘイブン対策については強化されていくでしょう。

しかしながら、

海外子会社に実態があるよう見せる為に現地で事務所を借りたり、非従業員を雇ったりといったタックス・ヘイブン対策の対策も出てきています。

そのためイタチゴッコと言わざるを得ないのが現状と展望です。

POINT
対策をしてもそれに対して対策されてしまうのが現状


まとめ


今回は、タックス・ヘイブンについてお話ししてきましたが、いかがでしたでしょうか。

タックス・ヘイブンとは税金の安い国や地域のことで、タックス・ヘイブンに会社や資産を移すことで税金を安くすることができるのです。

しかしながら、実態のない会社であったりと不正行為が多く見られ、法の整備のスキをついたグレーゾーンとなっています。

各国でタックス・ヘイブンの対策が取られていますが、対策の対策をとるような現状であり、完全な打開策は見えていないのが現状です。

なにより問題なのは、タックス・ヘイブンを利用しているのが富と権力を持っている人達であり、一層富と権力が集中しているという構図です。

タックス・ヘイブンなんてお金持ちだけの問題だろうと思うかもしれません。

しかし、お金のあるところから税金が取れずに一般人だけが真面目に納税するという状況は決して良いものではなく無関係な問題ではないでしょう。

今後の展開に期待したいところです。

あなたのお悩み・お困りが解決されますように・・・。

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