スポンサードリンク



薬局で様々な薬や化粧品を買う際に、パッケージを見ると「医薬品」「医薬部外品」「化粧品」さらには「薬用」なんて表示もあるのを見たことありますよね。

化粧品はなんとなく分かるものの、医薬部外品となると薬じゃなきゃなんなの?って感じになる人もいるようです。

実はこの「医薬品」と「医薬部外品」はきちんとルールで決められているのですが、「薬用」とつくのに「医薬部外品」なんて薬かどうかもわからない矛盾した表示となっています。

そこで今回は、医薬品と医薬部外品の違いについてお話ししていきます。


医薬品と医薬部外品の違いを教えて!



販売されている薬などは『医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律』で『医薬品』『医薬部外品』『化粧品』の3つに分類されていて、有効成分や配合量により分けられているのです。

『医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律』なんて聞いたことないという方がほとんどかもしれません。

以前まで薬事法と呼ばれていた法律が、平成26年の改正で今の名称に変わっていまして、長いので薬機法という略名が使われています。

その薬機法で医薬品とは、ヒトまたは動物の病気の診断・治療・予防を目的とする物と定められていて、医薬部外品は医薬品よりも効果が緩やかで衛生などに使用するものと定められています。

一番の違いは販売するのに許可が必要かどうかで、医薬品は販売許可が必要なのに対し、
医薬部外品であれば販売許可は必要ないのです。


具体的には医薬品と言えば風邪薬など病気の時に飲むいわゆる薬のことをいいます。

一方、医薬部外品だとビタミン剤やカルシウム剤などの薬といってもサプリメント的なものや栄養ドリンク、口臭予防のものや薬用せっけん、薬用歯磨き、コンタクトレンズの消毒液などが外というします。

この他にも挙げていくとキリがないくらいに沢山の物が医薬部外品になっています。

少しだけややこしいのは『薬用』で、『薬用』とつくのに分類は医薬品ではなく医薬部外品で、『薬用化粧品』となると医薬品でも化粧品でもなく医薬部外品であるという言葉遊びのような現状になっているのです。

POINT
医薬品と医薬部外品の一番の違いは販売許可の有無!


医薬部外品より医薬品の方が効くの?



では医薬品と医薬部外品だと、医薬品の方が効果が高いのでしょうか。

結論から言えばそのとおりで、医薬品の方が効果は高くなっています。

むしろ医薬部外品はヒトや動物への影響が緩やかなものが該当しますので、薬としての効果を期待するものではないとも言えるでしょう。

しかしながら、医薬部外品だから効果がないとも言い切れないお話しとして規制緩和があるのです。

例えばコンタクトレンズの消毒液は、1995年の規制緩和により医薬部外品となりましたが、それまでは医薬品として分類されていたのです。

同様に、うがい薬やいびき防止薬が2004年の規制緩和により医薬部外品となったように、医薬品に分類されていたものが、医薬部外品に移されるのも珍しくないのです。

ですから医薬品だから医薬部外品よりも良いとは言い切れないのです。

ただし、

両方で分類されているもの、例として栄養ドリンクでは医薬品と医薬部外品があります。

このうち医薬品に分類されている方が有効成分が多く含まれていますので、医薬品の方が効果が期待できる反面、副作用の心配もあるでしょう。

どちらを選択するか?というのは人それぞれだと思いますが、成分に違いがあるということは知っておいた方がいいでしょう。

POINT
医薬品の方が効果が高い傾向があるけど言い切れない!


医薬品は病院でしか扱えない?



前の項目でお話ししました通り、医薬品は販売許可がなければ販売ができません。

ですから医薬品が扱えるのは、販売許可を取った薬局などに限定されるのですが、実は病院は販売許可をとっているわけではありません。

ところが病院で医薬品が扱えるのは、医師法・歯科医師法の例外規定によるものなのです。

病院が例外なんて、なんだか不思議な感じです。

このことから、医薬品に関しては販売許可さえとれば病院以外でも扱うことが出来ます。

逆に言うと病院では販売許可を取らなくても扱うことが出来るということがわかりましたね!

POINT
病院以外で扱う場合に販売許可を取る必要がある!

まとめ


今回は、医薬品と医薬部外品の違いについてお話ししてきましたが、いかがでしたでしょうか。

医薬品と医薬部外品の違いは、薬機法という法律に定められているのですが、一番の違いは販売許可が必要かどうかです。

一般的に医薬部外品は効果が緩やかなために販売許可が不要となっています。

医薬品と医薬部外品では医薬品の方が効果も期待できるのですが、規制緩和によって医薬品から医薬部外品に変わる場合もありますので、一概には言えないところではあります。

しかしながら、医薬品・医薬部外品の両方で出ている栄養ドリンクなどでは医薬品の方が効果は高いと言えます。

このとき医薬品の場合には副作用についても注意が必要なのでやはりどちらが良い・悪いという単純なものではないでしょう。

それぞれ意味を把握して扱うようにしましょう!

あなたのお悩み・お困りが解決されますように・・・。

スポンサードリンク