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病気が理由で働けなくなってしまうと、たちまちにお金に困ってしまいます。

その為に保険に入ったりと対策をするわけですが、月々の保険料もバカになりませんよね(汗)

出来る限りお金のかからない公的な制度を最大限に使うことで、少しでも負担を減らしたいところです。

そこで今回は、病気が原因で会社を辞めるときの負担を軽減する為に、知っておきたい健康保険や失業保険についてお話ししていきます。


病気が理由で会社を辞めた場合に健康保険はどうなるの?



健康保険は病気やケガの医療費負担が3割に抑えられるだけでなく、病気やケガが原因で会社を4日以上休んだ場合にも、給料の60%を補償してくれる傷病手当金というありがたい制度があります。

健康保険の月々の保険料についても会社が半分払ってくれますので、目には見えないものですが、会社勤めの方にとって大きな恩恵となっているのです。

さらに会社を辞めてしまえば、健康保険ではなく国民健康保険に加入することになるのですが、会社を辞めても最大2年間は、健康保険の任意継続ができるのです。

また、国民健康保険は、加入する人数が多いほど保険料が高くなりますが、健康保険は扶養家族が何人いても保険料は変わりません。

そのため、扶養家族のいる方であれば、健康保険の任意継続がお得になる場合が多いでしょう。

ただし、

健康保険の任意継続の場合には、会社が払っていた保険料も自分で払うことになりますので、会社勤めの時よりも単純に2倍(本当は保険料の上限があるので違うのですが)になると考えておくと良いでしょう。

さらに注意点としましては、任意継続の場合には病気で会社を休んだ時の傷病手当金を貰うことができません。

病気で会社を辞めるとなると、辞めるより先に傷病手当金を申請しておき、支給が開始されていれば、会社を辞めて任意継続になったとしても傷病手当金が受け取れるのです。

病気で働けなくなったときには、まず傷病手当金の申請を行うようにしてください。

POINT
健康保険には会社を辞めてもメリットとなる場合がある!


病気が理由で会社を辞めた場合に失業保険はもらえるの?



病気で会社を辞めたあとでも、条件付きで傷病手当金が貰えるお話をしましたが、失業保険については貰えるのでしょうか。

結論から言いますと、



失業保険も条件付きではありますが貰えます。

ただし、傷病手当金を貰っている間は失業保険を貰うことはできません。

失業保険は働く意思と能力があるけれど職が無い場合に受け取るお金であり、傷病手当金を貰っているということは働ける能力がない状態ですので、両方もらうには無理がありますね。

傷病手当金の受給期間は最大で1年6ヶ月ありますが、失業保険の申請は辞めてから1年以内に行わなければ無効となります。

そこでハローワークに延長の手続きをとることで、最大4年間の手続き延長ができるので、病気やケガが治ったときに改めて失業保険が貰えるようになるのです。

また、辞めた職場の仕事はできないが、別の仕事ならできる場合で、傷病手当金を貰っていないのであれば失業保険を貰うことができます。

通常、自己都合で会社を辞めた場合には、失業保険は3ヶ月と7日後からしか貰えませんが、病気理由であれば7日後から失業保険は貰えるようになるのです。

また、失業保険を貰うには、11日以上働いた月が12ヶ月以上あることが条件となりますが、病気理由の場合には6ヶ月に短縮されることも頭に入れておいてください。

当然ながら、辞める時は健康でも、辞めた後に病気やケガで働けなくなることもあるでしょう。

その場合、ハローワークに求職の申し込みをした後であれば失業保険の傷病手当が支給されますので、もし退職後に病気になった場合にはハローワークで相談してください。

POINT
自分がどこに当てはまるのか確認して相談してみよう!


病気が理由で会社を辞めた場合に退職金はもらえるの?



それでは病気が理由で会社を辞めた場合には、退職金はどうなるのでしょう。

退職金については会社がある程度自由に設定できますし、そもそも退職金が無くても問題はありません。

会社に退職金がある場合には、各会社で退職金の支給要件が設定されているはずですから、各会社の決めごとになってしまいます。

しかしながら、病気理由であっても退職理由としては本人の自己都合退職となることから、定年退職や会社都合退職に比べると退職金が減額される場合が多いでしょう。

とは言え、会社によっては病気で働けなくなっても給料は無いが在籍はできる休職という制度がある会社も珍しくなく、健康保険から傷病手当金が払われる期間については休職できるという制度がある会社も多くみられます。

では会社が設定した休職期間内に復帰できない場合にはどうなるかといいますと、休職期間満了として定年退職などと同様に自然退職扱いとなるのです。

自然退職は、自己都合でも会社都合でもない退職ですので、失業保険もすぐに貰えるだけでなく(働ける状態であれば)退職金についても自己都合退職扱いとせず、減額されない会社も中にはあるのです。

退職理由で大きく違ってきますので、会社の規定をチェックしてみてはいかがでしょうか。

POINT
会社の制度や退職理由によって退職金の支給要件が異なる!


まとめ


今回は、病気が原因で会社を辞めるときの健康保険や失業保険についてお話ししてきましたが、いかがでしたでしょうか。

健康保険には病気やケガで働けない時の為に傷病手当金という制度があります。

会社を辞める前に支給が開始されていれば、辞めた後でも健康保険を任意継続することで引き続き貰うことができるのです。

失業保険については働ける状態であればすぐに貰えるのですが、個別判断されますので、必ず貰えるとは言い切れません。

退職金は会社ごとの決まり事なので分かりませんが、自己都合でも会社都合でもない自然退職という辞め方もありますので、うまく使えば退職後の負担を軽くできるでしょう。

まずは、自分がどこに当てはまるのか?ということを考えて会社かハローワークに相談するのがいいかもしれませんね。

あなたのお悩み・お困りが解決されますように・・・

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