会社に結婚の報告をすると上司から『税金たくさん返ってくるから楽しみだな』なんて言われたけれど、それって本当なの?

本当だとして、どうして結婚したら税金が返ってくるの?

結婚は、初めてづくしで意外に手続きが多かったり、お金が掛かったりで何かと大変ですよね。

また、時代と共に考え方や制度も変わっていきますので、年配の方の話が今もそうなのか疑問に思うこともあるでしょう。

結婚したら税金が返ってくるというのも、本当だとしたら嬉しいことですし、税金以外にも結婚して得をすることはないのでしょうか。

そこで今回は、結婚と税金、そして結婚したら得する事についてお話ししていきます。


結婚すると税金がたくさん返ってくるって本当?



結婚すると税金がたくさん返ってくるって本当のことなのでしょうか。

いきなり結論を言いますと、『一部だけ本当』です。

実際に税金が返ってくるのは、結婚したパートナーを税扶養に入れる場合だけで、しかもたくさん返ってくるのは、結婚した時期が年末に近い月の時に限定されるのです。

これはどういうことかと言いますと、所得税の話になるのですが、所得税の計算は、収入と扶養家族の人数で納める税金の計算をするのですが、扶養家族が多いほど所得税は安くなります。

つまり結婚して扶養家族が増えた場合には所得税が安くなることから、その年の結婚前にすでに納めていた所得税が返ってくるというわけなのです。

ここで扶養家族についてざっくり説明しますと、その人の稼ぎで養っている家族のことで、パートナーや子供、両親や同居している兄弟などが該当します。

ですから働いて収入がある方は扶養家族に該当しないこともあり、扶養家族に該当する為の基準は年収で103万円以下となっています。

POINT
必ずしも結婚=税金が安くなるというわけではない!


結婚したときには確定申告が必要なの?



結婚して扶養家族が増えた場合には、その年の結婚前すでに納めている税金が返ってくるとお話ししましたが、税金が返ってくる為には確定申告が必要になるのでしょうか。

安心してください、会社勤めの方であれば結婚しても確定申告の必要はありません。

会社には、扶養控除申告書という扶養家族を申請する為の書類を提出すれば、あとは会社で年末調整を行ってくれるでしょう。

ちなみに年末調整は、年末時点での扶養家族の人数で所得税を再計算する制度ですので、12月に結婚して扶養家族が増えた場合には、1月から11月までに納めた税金が返ってくることになりますので、税金がたくさん返ってくるのです。

ところが2月に結婚した場合ですと、返ってくる税金は1月分だけですので、たくさん返ってくるとは言えないでしょう。

結婚するなら10月以降がおすすめですね。

POINT
戻ってくる金額は結婚した月によって異なることになる!


結婚することでお得になるのは税金だけ?



結婚して扶養家族が増えると、お得になるのは税金だけなのでしょうか。

実は年金や健康保険もたいへんお得になるのです。

扶養には、税金だけでなく健康保険にも扶養の制度があり、扶養家族が何人いても払う保険料は同じなのでたいへんお得なばかりか、厚生年金であれば保険料も一人分でパートナーは国民年金の保険料を払ったのと同じ扱いになるのです。

因みに、現時点では、国民年金の保険料だけでも1ケ月16,490円ですから、たいへんお得な制度であることに間違いないでしょう。

POINT
扶養家族の制度は所得税だけじゃなく適用される!


まとめ


今回は、結婚と税金についてお話ししてきましたが、いかがでしたでしょうか。

結婚して扶養家族となることで、税金が安くなることから、結婚した年にすでに納めている税金が返ってくることになるのです。

その際は会社勤めであれば年末調整で手続きは会社がやってくれますので、会社に扶養控除申告書を出すだけで、確定申告の必要はありません。

扶養控除申告書は、扶養家族がいない方でも毎年提出するものですから、結婚したとしても提出物が増える訳ではありません。

また、結婚した年にすでに納めている税金が返ってくるわけですから、なるべく12月に近い月の方が、税金の戻りが多くて得した気分になるでしょう。

税金以外にも扶養家族になることで健康保険や年金の保険料を払わなくても、払ったのと同じ扱いとなる為、たいへんにお得になっています。

ちなみに税扶養は年収103万円以下で、健康保険の埠頭は年収130万円以下が条件となっています。

参考にしてみてくださいね!