禁煙の効果と症状は?時系列で教えて!(~1ヶ月)

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[禁煙]

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喫煙者が禁煙を始めるきっかけは人それぞれで、「何となく始めてみた」、という人もいれば、「健康を心配した恋人や家族から勧められたり」「タバコが値上がりした」から・・・など理由は様々です。

あるデータによると、毎年多くの人が、健康上の意識の変化をきっかけにして禁煙を決意し、実行を試みているようですが、一年後の禁煙成功率はわずか7%程度、という統計が出ています。

「なぜこれほど成功率が低いのでしょうか?」

数年以上の喫煙経験者にとって、タバコの習慣はもはや生活の一部となっている場合がほとんどです。

しかも、タバコの主成分であるニコチンは強い依存性があるため、タバコを無理に辞めようとすると大きなストレスが伴います。
 
禁煙による様々な離脱症状(禁断症状)に直面して、ついくじけて吸ってしまったり、何度も禁煙にチャレンジしてはつまづいて、自己嫌悪に陥ってしまったり…。

中には、「もう長年吸ってるから、今さら禁煙しても変わらない」と考え、禁煙を諦めてしまっている方もおられるかもしれません。

今回は、禁煙を始めた瞬間から始まる様々な変化と効果、その時々の対処法などを禁煙の経過時間ごとにご紹介し、禁煙を成功させる重要なポイントをぜひ知っていただこうと思います。

禁煙すると起きる離脱症状(禁断症状)は、3日以内にピークとなります。つまり、禁煙で一番苦しいのは最初の3日間ということになります。

◆最後の一本を吸い終わってから20分後の症状と効果は?


次の一本が吸いたくてイライラしたり、集中力が低下するといった最初の離脱症状が起こり始めます。

一方、体内のニコチンが減少することで、収縮していた血管は元に戻り、血圧・脈拍数も正常になり、手足の皮膚温も上昇して、体はどんどん健康に向かいます。

◆禁煙を始めて8時間後の症状と効果は?

血液内の酸素濃度が高まって、呼吸が楽に感じられるようになります。倦怠感がなくなったと感じる方もいるかもしれません。

ただ、喫煙が生活の一部になっている人たちにとっては、この数時間から数日間が闘いとなります。

ニコチンの減少に焦りを感じた脳が、早くたばこを吸うように指令を出すためです。
禁煙の離脱症状は、脳がニコチンを得ようとして必死になっている状態なのです。

◆禁煙を始めて24時間後の症状と効果は?

タバコによって増加していた血液内の一酸化炭素が正常に戻り、肺の浄化作用が始まります。

長い年月をかけて蓄積したニコチンやタールの汚れも、非常にゆっくりではありますが、禁煙することでちゃんと浄化作用が働きます。

ただ時間がかかる分、喫煙歴が長い方ほど1日も早く禁煙に取り組むことが望ましいといえます。

身体的にはニコチンによる害が消失していますが、脳がニコチンを欲してたばこを吸わせようと強く命令を出してくるため、精神的にはストレスが増し、強烈な眠気や頭痛などに悩まされる人も多いようです。

喫煙衝動が起きた時は、欲求をタバコを吸う以外の習慣や、何か違うもので補うのが得策です。

禁煙パイポや飴、ガム、するめ、おしゃぶり昆布でもなんでもいいのです。一時的にでも気持ちを切り替え、またタバコの煙が充満する場所を避けるなど、喫煙を誘惑されない環境に身をおく工夫も大切です。

◆禁煙を始めて48時間後の症状と効果は?

味覚・臭覚・胃の働きが回復し始めます。

タバコを吸うことで麻痺していた味蕾(みらい=味を感じる器官)が回復するので、食事を美味しく感じられるようになります。

禁煙することによって食欲が増し、食事量が増えることで体重増加に繋がる場合がありますが、吸えないストレスや口寂しさを食べることで、紛らわすうちに体重が増加する場合もあります。

いずれにしても、喫煙を続けるリスクは体重増加をはるかに上回る、ということを踏まえ、飲食する時は摂取するエネルギー量を意識して摂るようにするとよいでしょう。

◆禁煙を始めて72時間後の症状と効果は?

ニコチンが身体から消えます。
気管支が拡がって呼吸が楽になり、肺活量もアップするので運動機能の回復を実感するでしょう。

しかし、離脱症状がピークを迎えるため、禁煙する上で最初の山場となります。

この時期、ニコチンが体内から完全に抜け切ることで、脳はニコチンを欲して一段と強烈な喫煙衝動を引き起こします。

それだけに、禁煙する人にとっては正念場となります。ここで挫折する人が多いのも、この時期の脳がニコチン得たさに必死にタバコを吸わせようと命令するから、こそなのです。

この正念場を乗り切ると、脳はニコチンに依存しないで脳内ホルモンを自ら分泌するようになっていきます。

すなわち、この切り替えを脳に受け入れさせることが禁煙成功のカギと言えます。

この時期はニコチンで得られるはずだった快楽ホルモンを、タバコを吸う以外の方法で分泌させ、脳をだまして乗り越えることが重要です。

ただひたすら喫煙衝動を我慢するよりも、代替方法でうまくごまかして過ごす方が、離脱症状も軽快していきます。

◆禁煙を始めて1週間後の症状と効果は?

ニコチンによって機能が妨げられていたアセチルコリンと呼ばれる神経伝達物質が復活し、睡眠のリズムが正常に戻ります。

禁煙初期に睡眠の乱れに悩まされていた方も、この時期には気持ちの良い寝覚めが出来るようになります。

◆禁煙2~3週間目以降の症状と効果は?

心機能、呼吸機能、循環器機能が全て回復します。

肺機能がアップし、体が軽くなったことを実感出来ます。ちょっとした運動でも息切れしなくなります。

血液循環も改善し、肌のターンオーバーが正常化することで、肌にハリとツヤが戻ってきます。

ニコチン依存をやめはじめた脳が、自ら脳内ホルモンバランスを整えるようになり、離脱症状も落ち着いてきます。

◆禁煙1か月目の症状と効果は?

離脱症状が収まり、一時期の禁煙の辛さがウソのように、日常生活が楽に過ごせます。

この頃には咳や痰、息切れ、疲れやすさなどが改善し、心筋梗塞などのリスクも減少しています。

ここまでくれば、禁煙の第一段階を乗り切ったといえます。

ただし、別の意味で危険な時期でもあります。

それは、「一本くらい大丈夫」と油断して、それまでの努力を台無しにしてしまいやすい時期だからです。


脳は、たった一本のタバコのニコチンで、あっという間にニコチン依存の状態を取り戻します。

ふとした喫煙の誘惑から、うっかり喫煙習慣を再開してしまうケースは後を絶ちません。

がんや心疾患、脳梗塞のリスクを低下させるためにも、油断せず禁煙生活を続けていきましょう。


まとめ

禁煙することは、健康面だけでなく、金銭面でもメリットがあります。

条件を満たせば、禁煙外来など医療機関のサポートを保険適用範囲内で利用することも出来ます。

一人でガマン大会的な禁煙をするより、禁煙補助薬を活用しながら効率よく禁煙に取り組むことが可能なので、「禁断症状が怖い」など一人での禁煙に不安を感じる方は、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。
 
タバコをやめることで、自分自身はもちろん、家族や周囲の人たちも快適で健康的な生活を送ることが可能になります。

かけがえのない、たくさんのメリットをもたらす禁煙に、ぜひともチャレンジして頂きたいと思います。

あなたのお悩み・お困りが解決されますように・・・

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