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昔、至る所の銭湯など見ることが出来た壁に描かれた富士山の絵ですが、現在はあまりお見かけしませんね・・・

(銭湯自体が減ってしまいましたね・・・。)

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でも、

そもそもあの絵は誰が考えてなんで銭湯に描かれるようになったのでしょうか?

今となっては縁起のいいものというイメージで、体を洗う場所に飾られているのも納得いきますが、始めはどうして描くことになったのか知りたいところですね。

今回はそんな銭湯にある富士山の代表的な絵についてその歴史を考えてみたいと思います。

また、今では富士山と言えば世界で知られていますが、その理由として世界文化遺産に登録されたのも挙げられるでしょう。

そこで、世界文化遺産に登録された理由に関しても紹介できればと思っています。


銭湯にあるのは富士山は誰が描いたか歴史を教えて!



いきなり結論からですが・・・

銭湯に描かれている富士山の絵は“ペンキ絵”と言われていて、最初に描いたのは油絵画家の川越広四朗さんという人でした。

昔は銭湯にこのような絵を描く広告代理店が約20社ほどあり、銭湯絵師も数十人ほどいたようですって!

それくらい昔は銭湯が次々に出来ていたということでもあるのですが、現在では銭湯の壁面に絵を描く“銭湯ペンキ絵師”は全国で3人しかいないようです。

川越広四朗さんの歴史に関して紹介しておくと、静岡県掛川市に生まれ、1884年(明治27年)~1933年(昭和8年)の間で生きていた方で、広告デザイン画家として活躍されていたようです。

静岡県出身ということもあり依頼を受けた時に富士山を描いたということですね!

POINT
川越広四朗さんが初めて富士山の絵を描いた!


なぜ銭湯に富士山を描いたの?



川越さんが最初に描いたのは1912年(大正元年)に、東京の神田猿楽町にあった“キカイ湯”という銭湯だと言われています。

“キカイ湯”の創業者である東由松氏が「壁に何か絵が描かれていたら子供が喜ぶだろう」と思い、当時広告デザイン画を手掛けていた川越広四朗さんに依頼しましたんだそうです。

依頼の時点で川越さんが描く内容を指定されていたわけではないようで、出身地の静岡にちなんだ富士山を描いたのが始まりでした。

つまり、川越さんが富士山ではなく静岡おでんを描いていたらひょっとして、銭湯の定番はおでんの絵になっていたかもしれないということですね^^

まぁ~、おでんだったら代表的な絵になっていたかはわかりませんが(汗)

その後、“富士山風呂”の評判は広まり東日本を中心に銭湯に富士山を描くという文化が広がっていったようです。

もし、“キカイ湯”が依頼した広告デザイン画家が川越さんではなかったら、このような文化が成り立っていなかったかもしれないということを、考えると感慨深い話ですね。

銭湯には富士山の他にも様々な絵が描かれていますが、銭湯も商売ですので縁起のいいものを描いてほしいというのが自然なところですよね。

そのため・・・、実は描いてはいけないタブーの背景画があるんですって!

それは、銭湯の売り上げを減少させることをイメージさせる縁起が悪いことを想像させるようなもので、次のようなものが挙げられます。

タブーの背景画
  • 猿  … 「客が猿」

  • 夕日 … 「家業が沈む」

  • 紅葉 … 「落ちる」


などは、描いてはいけないものとされています。

このような絵は悪いイメージを連想させることから縁起が悪く暗黙の了解でタブーとされているようです。

POINT
縁起がいい富士山だからこそ全国に広まっていった!


富士山が世界文化遺産に登録された理由は?



2013年6月に富士山は世界文化遺産に登録されましたが、どのような理由で登録されたのでしょうか?

そもそも富士山は自然遺産への登録は出来なかったようでその理由としては、し尿やゴミ投棄などの環境保全が問題でした。

CMでも昔流れていたペットボトルが捨てられている光景が印象的ですよね・・・。

一部の登山者のモラルの低下で、ゴミが放置されて遠くからの風景としての富士山とは逸脱した環境となっていたのが原因でしょう。

これが世界文化遺産に登録されなかった主な理由です。

ただ、この他にも既に登録されている山との比較や、自然遺産と言える人間が介入することがない環境があるかなどを、総合的に判断して自然遺産には登録されなかったようです。

世界文化遺産に登録されたのは富士山が、「信仰の対象と芸術の源泉」として認められたためです。

なんだかイメージとは少し違うと思いますが、古くから霊峰富士として様々な信仰の対象として崇拝されてきたことと、絵画などの数多くの題材になっていることが登録の理由とされています。

もちろん、このような理由としても受け入れられたことは嬉しいことですが、個人的には純粋に、あの広大さと美しさに関して評価してもらいたいなぁ・・・とも少し思いました。

現在では大分登山者の間でもきれいにしようという意識が見られ改善されてきているというのも世界文化遺産に登録された理由と言えるでしょう。

POINT
信仰の対象と芸術の源泉として認められて登録された!


まとめ


今回は銭湯にある代表的な富士山の絵画について紹介してきました。

銭湯の壁というド迫力のパノラマ絵に富士山を選択したのは、今考えると当然のことと思えるかもしれません。

しかし、今回紹介した流れがなかったらひょっとしたら、銭湯には富士山が描かれることはなかったのかもしれませんから、なかなか感慨深いものがありましたね。

世界文化遺産として登録されている富士山でもありますので、これからも日本のシンボルとしてずっと存在していてほしいですよね。

またその為にも富士山は環境保全策に関する報告書を提出するように求められていますので、環境への配慮を怠らないようにする必要がありますね。

それによって登録が抹消されてしまうこともあるようなので、これからも登山する方にはそれぞれ個々に環境保全に努め、節度ある行動を心がけていただきたいところです。

あなたのお悩み・お困りが解決されますように・・・

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